NISAについて

【定石】S&P500への「つみたてNISA」を始めるタイミングとは?

taizo

こんにちは、タイゾーです。

今回の記事では、『S&P500への「つみたてNISA」を始めるタイミング』について書いていきます。

一般的には、『つみたてNISAは長期投資なので、いつ買っても良い。十年後には誤差程度にしか変わらない』と言われています。

と言われても、高いときに買ってしまったら損した気分になるのでは・・・と思う方もいると思います。

そこで、今回は「つみたてNISA」をいつ買ってもいい理由と高値掴みをしたくない方へ向けた戦略を書いていきます。

  • つみたてNISAに興味がある方
  • つみたてNISAを始めるタイミングで迷っている方
  • その他の方法も考えている方

こんな方へ向けた記事になっていますので、気になる方はぜひ最後まで読んでいってください。

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個人投資家。情報過多の時代にじぶんらしい生き方をめざしてお金の勉強をしています。 SBI経済圏をうまくつかって、倹約×配当金×株主優待でがんばりすぎない80点くらいの家計管理をめざします。 ファイナンシャルプランナー3級
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「つみたてNISA」を始めるタイミングとは?

冒頭でも書いた通り、「つみたてNISA」はすぐにでも始めるべきだと言われています。

つみたてNISAをいつ始めてもいい理由
  • タイミング良く始めるのは難しい
  • 早い方が複利の効果がみられる

順番に説明していきます。

タイミング良く始めるのは難しい

つみたてNISAを始めるベストタイミングを探るのは、あまり意味がないのでやらない方が良いです。

最近でも(2024年2月現在)、エヌビディアが爆益したこともあり、S&P500は最高値を記録し続けました。

それまでは、【S&P500は割高で暴落局面が来る】と言われてたけど、結局まだ先の話のようです。

暴落する【いつか】を待って、投資するタイミングを見失うより、早く始めて複利の効果を実感するほうがメリットは大きいと思います。

10年後には誤差になってるので、タイミングを探らないでコツコツ毎月投資するのが良いですよ。

タイゾー
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早い方が複利の効果がみられる

複利のことは、アメリカで有名な「ジャックとジルの話」が分かりやすいです。

双子の弟、ジャックは高校を卒業した後、18歳から25歳まで働いて年間50万を8年投資し、計400万を投資して、そのまま放置していました。

双子の姉、ジルは大学を卒業後の26歳から65歳までの40年間、年間50万を投資して計2000万投資しました。

その結果、

  • ジャックは、2億5878万円
  • ジルは、2億2129万円

3750万円の差でジャックの方が資産を増やすことができました。

もちろん、金額は相場次第で変わりますが、複利の力がすさまじく早く投資を始めた方が良いことはわかると思います。

先ほどの理由と合わせて、『投資はタイミングを探らず、早く投資を始めて複利の力を活用する』ほうがメリットは大きいです。

アインシュタインが言った・・・かどうかは諸説あるらしいですが、『複利』は人類最大の発明と言われたそうですよ。

タイゾー
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高値掴みをしたくない方の戦略

つみたてNISAはタイミングを探らず、とっとと始める方が良い・・・のはわかるけど、高値掴みをしたくないという方もいると思いますので、2つの戦略を紹介します。

つみたてNISA以外の戦略
  • VOOを好きなタイミングで購入する
  • アノマリーを信じる

順番に説明していきます。

VOOを好きなタイミングで購入する

つみたてNISAは毎月購入する日を前もって設定しないと買えません。

そのため、株価が暴騰した時に買ってしまって買った次の日に下がったら損した気分になる方もいるとは思います。

そういう方は、S&P500指数に連動したETF、ティッカーシンボル『VOO』を購入してください。

VOO(ETF)のメリットは?
  • S&P500の指数に投資ができる
  • 自分の好きなタイミングで購入できる
  • 1株から購入できる

つみたてNISAと違い、個別株と同じようにスマホアプリから取引ができます。

一応、1つの考え方として提案しましたが、買うタイミングを自分で決めなければならないので、けっこう難しいです。

つみたてNISAと比べて自分に合った方をえらんでみてください。

NISAの成長枠で投資できるので、活用してみてね。

タイゾー
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アノマリーを信じる

投資の世界では『アノマリー』と呼ばれる論理的に説明できないけど、経験的に観測できるマーケットの規則性があります。
そのうちの一つに、「セルインメイ(Sell in May)=株は5月に売れ」があります。

正式には“Sell in May, and go away,don’t come back until St Leger day.”
「5月に売ってどこかに行け、セント・レジャー・デー(9月の第2土曜)まで戻ってくるな」という意味です。

中には、『そんなアノマリーなんて信じられないよ、ちゃんとした情報で投資したいよ』という方もいるとは思いますが意外と馬鹿にできません。

というのも、株価は需給でも変動することもあるので、多くの投資家がアノマリーを気にするのであれば株価に影響することは考えられます。

ですので、つみたてNISAでも、VOOでも10月からはじめてみるのも1つの戦略としてアリだと思います。

日本でも、夏は枯れ相場なんて言われますからね~

タイゾー
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まとめ

今回は、『S&P500への「つみたてNISA」を始めるタイミング』について説明しました。

つみたてNISAをいつ始めてもいい理由は?
  • タイミング良く始めるのは難しいから
  • 早い方が複利の効果がみられるから

その他の戦略として、VOOに投資すること、アノマリーを信じて9月くらいから投資することを紹介しました。

後半の戦略は、知識としてもっておくのは良いですが、無難につみたてNISAでS&P500か全世界株買うのが良いと思います。

投資は投資家の数だけ戦略があるので、いろいろ試してみて自分に合ったものをみつけてください。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

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個人投資家。情報過多の時代にじぶんらしい生き方をめざしてお金の勉強をしています。 SBI経済圏をうまくつかって、倹約×配当金×株主優待でがんばりすぎない80点くらいの家計管理をめざします。 ファイナンシャルプランナー3級
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